こんにちは。

今回は横浜にある和菓子屋さんのウィンドウディスプレイのお仕事をいただきまして、その仕込みの1コマをご紹介です。

 

朝一で市場から仕入れてきた竹です。太さ約15cm、長さ2mのものをディスプレイ提案に合わせたサイズに切って立てて使います。この太さになると結構重いです。

上の写真は仕入れてきた竹を塗料で緑色に塗ったところです。そのままの色ではあまりいい色ではなく、また時間が経つと黄色く変色して枯れた感じになってしまうため、普通は色を塗って使用します。

今回はステイン仕上げが出来る塗料を使ったので、竹の表面の模様がうっすら透けて見えて本物の雰囲気を崩さない青々した竹に仕上がりました。なかなかいい感じです。

 

この後、決めた長さに切ってから背割りを入れます。竹は水分を含んでいるのでウィンドウなどで飾っていると、竹が乾燥したときに縮んで割れ目が入ってしまいます。なのであらかじめ背中に切れ目を入れることでわれを防止することが出来ます。

しかし今日はあいにくの雨で塗料が乾かないので、このままほっといて帰ることにします。

 

 

そしてもう1コマ、こちらは床面に引く苔ボードです。

ウレタンフォームにドライの苔を張って作ります。こちらもなかなかいい感じの仕上がりです!!

 

さてさて、これらを使ってどんなディスプレイが出来るのでしょうか??

施工が完了したらまたご紹介したいと思います。