皆様こんにちは!季節は一気に冬へと突入し、朝晩冷えてきましたね。
ハロウィンが終わり、店舗のディスプレイはみなクリスマス仕様にガラリと変わりました。
お店や町並みだけでなく、ご自宅の玄関やお部屋もクリスマスディスプレイに変更された方も多いのではないでしょうか。クリスマスツリーや、サンタさん&トナカイ、スノーマン・・・などなど、ひとつ置くだけでもガラリと雰囲気は変わります。そんなクリスマスムードを演出してくれるものの一つ、クリスマスリースについてのお話です。
クリスマスリースの代表的な3つの意味
・魔除け
・豊作祈願
・新年の幸福祈願
クリスマスリースは玄関に飾られることが多いですが、柊のとがった葉やリボン・ベルなどには魔除けの意味があり、常緑樹の葉は強い生命力の象徴とされ農作物の繁栄を意味し、葉そのものにも殺菌作用や抗菌作用があります。また、日本ではすぐにお正月がやってきて玄関飾りが交代することが多いですが、そもそもキリスト教のクリスマスシーズンは年が明けても続いているためそのまま新年の幸福祈願につながります。
キリスト教のクリスマスシーズンとは
・クリスマスの4週間前~主に1/6(公現祭)
・クリスマスの4週間前~2/2(聖燭祭)
上記の2つがクリスマスシーズンとして存在しているそうです。日本ではお正月の門松やしめ縄・玄関飾りなどで雰囲気はガラリと変わってしまいますが、お正月をキリスト教圏で過ごされた方は、そのままクリスマスの雰囲気を残した町並みをご覧になったのではないでしょうか。
クリスマスカラーの意味
・赤・・・キリストの血、神の愛
・緑・・・永遠の命、神の永遠の愛
・白・・・純潔、清らかさ
・金銀・・・ベツレヘムの星(=キリストの生誕を知らせる星)、豊かさ、高貴、希望
近年色々な素材やカラーを取り入れたリースがありますが、やはり代表的なカラーはこの4つですね。それぞれに宗教的な意味が込められています。そして形は丸。これにも意味が。
クリスマスリースが丸いことの意味
・終わりのない永遠の神の愛
輪には、「終わりのない」「永遠」などの意味があり、聖書で神を表現する「私はアルファでありオメガである」「初めであり終わりである」などの言葉に通じるため、この形状はとても意味を持ちます。
いかがでしたか?毎年何気なく目にしたり、飾ったりしているリース。日本ではイベントとしてのクリスマスを楽しむためのひとつのようにも感じていますが、色々な意味や願いを込めて存在しているのですね☆☆☆